無土壌栽培

土=泥を使わないで栽培するやり方を言う。
土の入手安定性、物理性の確保など調整の労力を省き安定した規格品を作り生産性を上げるために考え出されたもの、植物の生理の研究が進み、 植物の栄養要求に合った肥料の組成が解ってきたためにできるようになった。
完全に何も使わないで養分を溶かした水で育てるのが水耕栽培、礫や砂などを使って植物体を保持する礫耕栽培、砂耕栽培、ピートモスを使ったピート耕、植物体を何で保持するかが違うだけで各種の方式名称がある。
本質的に各種方式の違いはほとんど無い。水耕も礫耕も土を使った土耕も本質的に違いなく、どの栽培形態にも部分部分で重複しているところがある為、明確な分類は研究以外では考える必要はない。

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