栄養系球根ベゴニア  「 筑波ベゴニア 」 へようこそ

  筑波ベゴニアは小規模ですが飽きることなく、球根ベゴニアに強さと優美さを求めて品種の育成と保存に努力しています。

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ベゴニアに魅せられて

私の極大輪系球根ベゴニアとの出会いは、1975年頃、天城で故和田弘一郎氏のシャクナゲ繁殖温室を見学に行ったとき、隣のベゴニアガーデンをついでに覗いたのが始めでした。それまでにも球ベゴは何度も種を蒔いて知っていましたが、マルチフローラ系や坂田種苗のカメリアパーフェクタばかりでしたので、その花容の差に驚いたのが本当の所でした。今に思えば、カルフォルニアのアントネリーの師匠のフランクライネルトが育種選抜した、一流どこの品種が所狭しと展示開花していたのですから驚いたのも無理は無かったです。この時、私は早速欧米の品種を入手しようとしましたが、やれ隔離栽培がどうとか、球根は輸入禁止だとか難問が多くてかないませんでした。そこで、伊豆の天城高原ベゴニアガーデンの球ベゴの栽培指導を長野県辰野の故吉江清朗氏がしているのを知り、それらの品種を使って交配した種子を幾度か譲って頂き現在の基本品種とすることができました。吉江さんは気候の変化の大きい日本には日本で育種した品種が必要で、基本的には耐暑性の強化を一番の目標に育種されておりました。私も基本的にこの目標を一番に持って進めておりますが、それにも増して花形の美しさ、花の大きさなどをもっと付加させなければならないと思っているこの頃です。

 

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